行政書士の選び方
長崎で建設業許可をお考えなら、お手頃価格で親切・安心・迅速対応の「行政書士 中村法務経営事務所」にご相談ください。
行政書士 中村法務経営事務所の行政書士「中村」です。
さて、もしあなたが建設業を営まれており、建設業許可の取得代行を行政書士に依頼したいとなった場合、まずお悩みになるのが「このコンビニよりもたくさんあると言われる行政書士事務所の中で、どの行政書士事務所にお願いするのか？」ということではないでしょうか？
以前もこのブログでお話しした通り、「行政書士なら誰にでも建設業許可業務を遂行できる能力がある」とは限りません。
そこで、何らかの判断基準が必要となる訳ですが、業者様が行政書士を選ぶ際、特に重視すべきはその行政書士の「経験」と「実績」です。
１．経 験
まずは「経験」、これはキャリアと言いかえても良いと思いますが、単純に営業年数と考えて良いでしょう。
以前もお話しした通り、行政書士はその資格試験に実務に直結するような内容がほぼ出題されませんので、試験に合格していることは実務能力の担保にはなりません。
したがって、試験に合格し行政書士として開業して何年経っているかが、実務を何年経験しているかに比例していると考えても良い訳です。
（開業前に、他の行政書士事務所で補助者として実務を行っていれば別ですが、そういう幸運なケースはほとんど有りません。）
では、「その行政書士の営業年数はどうやって分かるの？」という話ですが、これはその行政書士の「日本行政書士会登録番号」を見れば一目で分かります。
例えば、私の登録番号は「第13421587号」ですが、この１番目と２番目の数字がその行政書士の登録年の西暦下二桁を表しているのです。
つまり、私の登録番号の１番目と２番目は「１３」ですから、私の登録年は西暦２０１３年ということになります。
次に、「じゃ、行政書士の登録番号はどうやって調べるのよ？」という話ですが、私もですが気の利いた行政書士ならホームページに登録番号を記載しているはずですし、もしそれがなければ「日本行政書士会連合会」のホームページの「行政書士会員検索」で検索すれば、本当に行政書士であれば必ず出てきます。
日本行政書士連合会 行政書士会員検索 ⇒ https://www.gyosei.or.jp/members-search
まあ、この検索結果には登録番号だけでなく和暦の「登録年」も出てくるようですので、最初からここで探すのも有りでしょう。
２．実 績
さて、運良く営業年数が長い行政書士を見つけたとしても、そこで安心してはいけません。
実は、行政書士はその過半が行政書士以外の収入で生きているのが実情です。
家が裕福で稼がなくても食べていける収入があったり、行政書士以外の本業があったり、定年後の元公務員の暇つぶしだったり。
登録している理由も無職だと世間体が悪いからとか、楽にお小遣い稼ぎがしたいからとか。
そういった方々は、実際は登録していても行政書士としての仕事を大してやっていません。
何故それで成り立つかと言えば、行政書士というのは他の士業と違い、行政書士会に支払わなければならない会費が非常に安いのです。
正直、裕福なお宅なら子供のお小遣いで支払えそうな金額です。弁護士さんの１０分の１とかではないでしょうか？
ですので、前述のような方々ならただ登録してるだけでも何とか続けていける訳です。
したがって、営業年数が長い行政書士だからといって建設業許可の「実績」もあるとは限りません。
何度もお話ししていますが、行政書士は試験に合格したことで実務能力を担保されている訳ではありません。
事前にその行政書士の実績をきちんと確認しておかないと、「開業して１０年たってはいるが、実はその業務一度もやったことがありません」という行政書士にあたってしまうことも起こりえる訳です（そう言う私も、いまだに一度も触ったことがない業務はまだまだあります）。
もし、業者様が建設業許可を依頼する行政書士をお探しというのなら、必ずその行政書士の建設業許可における実績を確認しておくことをお勧めします。
いかがでしょうか？ご参考になりましたでしょうか？
ぜひ、あなたが行政書士をお探しの際には、その行政書士の「経験」と「実績」をしっかりご確認いただきたいと思います。
そして、このブログが今行政書士をお探しの皆様のお役に立てれば幸いです。
行政書士 中村法務経営事務所
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